英語でコミュニケーション+α

英語でのコミュニケーションを学ぶ上で私自身が経験したことや学んだこと、見聞きしたことなどについて書いています。

パブリックスピーキングの基礎:プレゼンスライド ①

※本ブログにおいて、英語=米語です

 

久しぶりの投稿です。仕事が立て続いていてしまうとどうしてもブログがおろそかになってしまいがち。それでもしぶとく不定期にアップしていきますので、のんびりお付き合いいただければ幸いです。

 

さて、今回からはプレゼン、スピーチの伝達効果を向上するためのビジュアルエイドです。一言にビジュアルエイドと言っても多々ありますが、その中でもフォーカスしていきたいのはもちろんプレゼンスライドです。

ただその前に・・・。

効果的なプレゼンスライドについて書く前に:

パブリックスピーキングにおいて、メッセージ力の強さやメッセージの浸透率を左右するのはオーディエンスとスピーカーの「つながり」です。この「つがなり」が弱まれば弱まるほど、メッセージ力は弱まり、主張の浸透率を下げることになります。「つながり」が最も強いのは、「その場」にスピーカーとオーディエンスのみが存在することです。それ以外の存在はこの「つながり」を分断します。スピーカーとオーディエンスのみの状態は、スピーカーとオーディエンス間の「親密性」が一番高く、「つながり」も最も強くなります。

ビジュアルエイドの中でも、特にビデオなどの動きを伴うものはオーディエンスの注意をスピーカーから切り離し「他の物」に集中させてしまうので、メッセージの浸透率を保つ上では高度なテクニックを要します。

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プレゼンスライドを使う上での基本原則:

プレゼンスライドを使う上でのそもそも論として、

  • プレゼンスライドはスピーチのメッセージ力を高める  
  • プレゼンスライドはスピーチのメッセージの浸透率を高める 

ことにつながると判断した時のみ使うのが基本です。

例えば、ズートロープがどの様な物なのか文字だけで伝えようとすると・・・

It is one of several pre-film animation devices that produce the illusion of motion by displaying a sequence of drawings or photographs showing progressive phases of that motion. It consists of a cylinder with slits cut vertically in the sides. On the inner surface of the cylinder is a band with images from a set of sequenced pictures. As the cylinder spins, the user looks through the slits at the pictures across. The scanning of the slits keeps the pictures from simply blurring together, and the user sees a rapid succession of images, producing the illusion of motion. 2

うーん、長い・・・。もちろん分かる人には分かりますが、これを口頭でさらっと言われてしまうと「え、なに?」となってしまう人も多いのではと思います。こう言う場面こそがプレゼンスライドの活躍の場です。 

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分かりやすいです!たった一つのイメージで伝わります。これこそが効果的なプレゼンスライドの醍醐味と言えます。

 

さらに・・・

 

英語スピーチ、プレゼンの成功とは: 

表情の豊かジェスチャー、音の抑揚やスピードが鍵を握る英語でのスピーチやプレゼンの成功は以下の様に分配されます。

 

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よく、スライド作りに時間を取られすぎ、実際のデリバリーの練習をおろそかにする日本語スピーカーを見かけますが、これではスピーチ、プレゼンを成功へ導くことはできません。顔、体、声、目、そしてコンテンツと様々な要素を総合的に組み合わせてコミュニケーションをとる英語型オーディエンスに向けて効果的にメッセージを届けようとするとき、スピーカー側も同じように総合的にコミュニケーションをとる必要があります。日常のコミュニケーションのなかに、声の抑揚や表情の変化、大きなジェスチャーなどがあまり存在しない日本語型スピーカーにとっては大きなハードルです。だからこそ、スピーチやプレゼンの準備において、デリバリーの練習にも十分な時間を費やす必要があります。デリバリーに関しては、このプレゼンスライドテクニックを書いた後に紹介したいと思います。

オーディエンスの「聞き方」の違いについては、パプリックスピーキングの準備を始める前にも少し書いています。

ポイント!プレゼンスライドはオーディエンスのために存在します。決して、スピーカーのためではありません。ですから、スライドをノート代わりにして読んでしまうなど言語道断です。オーディエンス目線のスライドを作ることで、自分のスピーチ、プレゼンのメッセージ力を最大限にしていきます。

 

次回から、具体的なテクニックについて紹介していきたいと思います。

 

 参考

1. North, Marjorie L. "Fundamental of Public Speaking." Harvard Extension School, Cambridge. Aug. 2011 - Dec. 2011. Class 

2. Wikipedia Contributors. "Zeotrope." Wikipedia, The Free Encyclopedia. Wikipedia, The Free Encylopedia. 01 Oct. 2017. Web. 13 Oct. 2017. <https://en.wikipedia.org/wiki/Zoetrope>